「情報」からはじめる秋田の介護


平成29年4月、秋田県の人口は86年ぶりに100万人を割りました。

ますます、少子高齢化が進む予測の秋田県では
今後「介護」へ何らかのかかわりを持つ人が多くなると考えられます。

しかし、いつやってくるかわからない介護・・・
不安が先行し、その必要がない時は、目を背けがちがちです。

ですが、事前に「介護」の知識・情報を持っておくこと、
行政や施設はそのための情報を発信しておくことで、
「介護」に対する不安や抵抗は少なくすることができます。

介護情報コラムmore秋田

県民の約3人に一人が65歳以上の秋田ですが、
一昔前まで「デイサービス」という言葉すらあまり耳にしませんでした。

現在ほど施設の数も多くなく、
県民の核家族化が進んでいなかったこと
「家族や嫁が世話をする」という風習が今より濃かったこと
などの理由から
施設に「入所している」「通っている」ということすら、
人には言えないことに感じていた方も多いのではないでしょうか?

2000年4月介護保険法のスタートから17年目となり
朝・夕には、デイサービスの送迎車がとまっているお宅を見ることも多くなりました。

デイサービスイラストmore秋田

以前より一般的になり、多種になった、介護関連のサービスは
利用者が、希望するサービスを選べる時代となりました。
そのせいもあってか、通所・訪問系の介護サービス利用者に対する調査では、
インターネットを使って情報収集をした人が約4割にのぼるとの結果がでています。
しかし、その分制度や選択は難しくなったと言えます。
介護は専門用語が多く、自ら情報収集をしても、理解することが難しい部分も多くあるからです。
それは利用者だけに限らす、2年毎に介護保険法の改正がある、
介護事業所やその関係者、職員も同様です。

いざというときに焦ることが無いように、きちんと情報が伝えられるように
少しでもご自身・ご家族が希望している環境に近い「介護」に出会うために、
ほんの少し余裕を持って情報の「発信・収集」を行う必要があるのです。
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・・・不安の気持ちなく「介護」を受けることができたなら・・・
秋田は日本一高齢者が住みやすい県へ!!

※日本政策金融公庫調査より引用

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2017-06-04 | Posted in コラムNo Comments » 

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