特色を知れば「通いたい」施設がみつかる!デイサービス?通所リハビリ?
-more-では、フローチャートではお伝えしきれない、
介護施設に関するコラムをお届けします。
とにかく「わかりにくい!」といわれる介護。
働いている人間でも種類が違えば隣の施設のことは詳しく分からない・・・ということもあります。
介護施設の利用を考えている方や、介護のお仕事を考えている方へ、
その施設がどんな施設なのかお伝えしていきます。
今回は、身近な存在になりつつある「デイサービス」についてのコラムです。
デイサービスといえば、皆さんは何を思い浮かべますか?私が思い浮かべるのは「施設の車」です。
「デイサービス〇〇」、「リハビリ型デイ〇〇」、「〇〇〇通所リハビリテーション」・・・
朝夕には、あちこちで施設の送迎車を目にしますね。
「高齢者も、施設も多くなったせいか、名前もいろいろだなぁ~」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?実はこれらは、名前が違うように内容も違います!
え?!じゃあ、どれを選べばいいの・・・?
と、不安になる方も多いと思います。介護は、それぞれの特徴を理解し、自分(家族)にあったサービスを選ぶことが大切です。
一般に日帰りのサービスをまとめて「デイサービス」と呼ぶことが多いですが、
制度上は【通所介護】 と 【通所リハビリテーション】の大きく二つに分類されます。
では一体何が違うのでしょうか?
「通所」という字の通り、どちらも利用者が、
居住するところから施設へ通い、日帰りのサービスが提供される施設です。
●「通所介護」とは?
一般に、利用者の居住するところへ施設車が迎えに行き、サービスの提供される間の時間をデイサービス施設で過ごす日帰りのサービスのことです。サービスとは入浴や食事、健康チェック、また生活上必要な介助、機能訓練など施設によります。「デイサービス」は本来、この通所介護を意味する言葉です。
※施設の車ではなく家族が送り迎えすることも可能ですが施設とご相談ください。
※通所介護は、認知症の方も利用可能です。しかし、人数が多く落ち着いて過ごせない・馴染めないという方もおられます。認知症の診断を受けた方を利用対象にした少人数の施設もあります。(認知症対応型通所介護)
≪通所介護(デイサービス)での一日の流れ≫
AM:職員が迎えに来た車で施設へ行く(途中他の方が同乗することもあります)
→到着後、血圧や体温測定などの健康チェックを受ける
→入浴サービスや機能訓練を受ける(施設によります)
→昼食の提供→昼休み(ベッドや布団で休むことが多い)
PM:→レクリエーションや趣味活動
→おやつの提供・談笑タイム
→職員同伴にて帰宅
このようなサービスを提供するのが、「通所介護」です。
の大方の方が思っている「デイサービス」だったのではないでしょうか?
しかし、最近の「通う」サービスはこれだけではないんです!!
「通う」サービス他にあるのはどんなものでしょうか?
少し長くなりましたので、続きは次回に!!
次回は、「通所リハビリテーションについて」お伝えします!!
あきたの介護に関わるすべての方へ-more-